働いている会社で役職もつき、部下もできたということはとても誇らしいことでしょう。
中堅社員になってくると、部下を持ち管理する立場の方も多く、その対価は給与に反映されることが多いですよね。
ただ、部下を持つと部下との関係で悩まされることもあるかと思います。
自分よりも若い世代との関係になることが多く、余計に悩んでしまう部分もあるでしょう。
たんパパ自身も給与アップと引き換えに部下を持ちましたが、 その分悩みが増えてしまいました。
今回はたんパパの経験より、部下との関係で悩んだときに実践すべきことについてお話していきたいと思います。
この記事はこんな人におススメ
部下とどう接していいがかわからない
自分をよく見せようとして疲れる
これから部下を持ちたいと思っている
部下との接し方には多種多様あり、その悩み自体も様々だと思いますが、今参考としていただければうれしいです。
部下との関係で悩んだときに実践すべきこととは?
家族のために働いていることも多いであろう、パパママさんたちは「給与を上げるためも部下を持たなきゃいけない」ということもあると思います。
たんパパ自身も決してリーダータイプではありませんが、やらなければならない状況になってしまった・・・感じです。
今回は部下との関係での悩みを少なくするための参考例としてみてください。
自分なりのリーダー像を定義する
部下との関係に悩んでいる人の中には「自分なりのリーダー像」が定まっておらず、言動や行動に軸がないパターンも見られます。
このタイプは、どのようにしてチームや部下をリードしていくイメージがないため、付いていく部下側もその考えや方針が分からず、コミュニケーションに困っている場合が多いです。
ベストセラー『EQ・こころの知能指数』などの著書で知られる ダニエル・ゴールマン によるとリーダー像は6つのタイプに分けられるようです。
6つのタイプのリーダー像
- ビジョン型――共通の夢に向かって人々を動かす
- コーチ型――個々人の希望を組織の目標に結びつける
- 関係重視型――人々を互いに結びつけてハーモニーを作る
- 民主型――提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る
- ペースセッター型――難度が高く、やりがいのある目標の達成をめざす
- 強制型――緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める
決して無理をせず、自分の適性に合うリーダー像を定義できれば、より部下に対して自然体でいられるようになり、悩みも少なくなっていくと思います。
まずは自身がリーダーになりきる!こちらに取り組んでみてはどうでしょうか。
1対1で仲を深めようとしない
部下との関係に悩んだとき、「部下と仲良くなろう!」と考える方は少なくありません。
食事や飲みに誘って仲良くなるのが一番早い、とたんパパ自身も考えていました。
ただ、若い世代ではそういった付き合いを嫌がっているタイプも少なくありません。
最近のアンケートでは『頻繁に飲みに誘ってくる上司や取引先について60%近くの人が不快』というデータも見られます。
出典:日本トレンドリサーチ【行きたくない飲み会】上司から誘われても、7割以上が「断る」
そのため、安易に飲みに誘い部下と1対1で仲を深めようとするのはやめておきましょう。
今の時代、そう簡単に腹を割って話すことはできないものですし、少なくとも部下は飲み会だけでは心を開いてくれません。
冷たいように感じられるかもしれませんが、業務をおこなっていく上で必要なやり取り、意思疎通ができればそれでよしとして割り切るのもひとつの考え方です。
大切なのはこまめな声かけと観察
業務をおこなっていく上で必要なやり取り、意思疎通ができればそれでよしとして割り切るのもひとつの考え方だという話をしましたが、それでも人間関係は少しでも良好なほうがいいという方も多いでしょう。
そういう場合には部下と仲を深めたり、仲よくしようとしたりするのではなく、こまめな声かけと観察をおこなうようにしてみてください。
声かけと観察ポイント
- コミュニケーションは長時間にまとめない
- その都度短い時間でとる方が相手の印象にも残る
- 褒める、アドバイスは後になって伝えずその場で伝える
- どういうときにどういう言動をとるかを観察して性格を知る
- 会社内でどのような相手と交流しているのかで部下の付き合い方を知る
部下は上司のことを本当によく見ています。
なので、部下に対しては行動や性格をある程度理解したうえで、「しっかりと見てるよ」と間接的に伝えていく必要があります。
良好な人間関係を構築していきたいのであればすぐに結果を求めるのではなく、じっくりと時間をかけるようにしましょう。
まとめ
今回は部下との人間関係に悩んだときに実践することについてお伝えしました。
中堅社員にとっては初めでの部下であるゆえにどのように接していいかわからないことも多いと思います。
その時はあまり気負わず、ややドライに自分なりのリーダーを目指してみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。