職場の優秀な後輩からプレッシャーを感じている・・・
という方、多いのではないでしょうか?
私たちは上司からの責めやパフォーマンスの評価など、仕事でいろいろなプレッシャーと戦っていますが、人間関係の中で最も厄介なのは「後輩より仕事ができないかも・・・」というストレスです。
特に家庭を持った中堅のパパさんたちは、仕事を辞める選択も難しく、悩みのタネになっているかと思います。
そこで今回は、後輩の存在がプレッシャーと感じないマインドと上手な接し方についてお伝えします。
この記事はこんな人におススメ
後輩が優秀過ぎてつらい
「先輩なんだから」と上司から言われるのがしんどい
そもそも後輩とかいらん
たんパパも以前は後輩が優秀だと強く感じ、プレッシャーを抱いて仕事をしていました。
ただ今は、後輩に対するマインドを変えて、自分なりに上手に接しています。
後輩がいる方々が少しでも気持ちがクリアになれば嬉しいです。
それではどうぞ。
後輩は優秀だと思いがち?
誰でもみんな初めは新人から社会人のキャリアをスタートさせています。
その1年~数年後に訪れることが多い「後輩ができる」というシステム。
しばらく業務を続けていくと「あれ?コイツおれよりできるかも・・」と感じる場面、みなさんもあるのではないでしょうか。
はじめに、後輩を優秀だと感じることは一般的であるのかをお伝えしていきます。
多くの人が過去の自分と比較して新入社員は優秀だと感じている
「自分より後輩や新入社員が優秀だ・・」このような気持ちを抱くのは自分だけなのでしょうか。
女の転職type会員に対してWeb上で調査した結果では、「自分の新卒時」との比較となりますが、多くの人が自身の新卒時より新入社員のほうが優秀だと感じているようです。
人間誰しも出来たことは当たり前に感じ、出来ないことは記憶に強く残るものです。
それゆえに新卒時の自身と後輩を比較すると「自分のできないことがもう出来ている」と強く感じてしまう。
けど安心してください。
このように後輩を優秀に感じることはみんなが通る道ので、自分だけではないってことです。
自身の過小評価はインポスター症候群かも
後輩を優秀と感じてしまうひとつの要因に「自己評価が低い」ことが考えられます。
みなさんにも培ってきた実績や経験が必ずあります。
自分しかできなかった仕事や、自分だから上手くいった仕事も多くあるはずです。しかし・・・
しっかりとした実績や実力があるにもかかわらず、なかなか自信が持てない。。。
成功や実績は、偶然か周囲のおかげと思い込んでしまう。。。
このようなネガティブな心理思考に陥っている場合、インポスター症候群かもしれません。
インポスター症候群とは
「インポスター症候群」とは、自分の力で何かを達成し、周囲から高く評価されても、自分にはそのような能力はない、評価されるに値しないと自己を過小評価してしまう傾向のこと。
ここでは、このような心理状態があるんだ、ということを覚えていただければ嬉しいです。
ひとつ言えることは、みんな自分より「隣の芝生は青く見える」ってことです。
だから周りからみれば「自分も青く見えている」ってことは心に留めておいてください。
後輩にプレッシャーを感じない5つのマインド
それでは後輩をプレッシャーと感じないためのマインドについてお伝えします。
たんパパは今は常にこのマインドをもって後輩と接していて、プレッシャーフリーで生き抜いています。
もちろん、会社の風土や組織のあり方で「そんな考えはムリムリ」などあるかもしれませんが、ぜひご参考までに。
自分の得意分野を再確認する
後輩をプレッシャーと感じるひとつに「自分が出来ないことを後輩ができる」があります。
ただ、逆を返せば「後輩ができないことを、自分ができる」ことも多くあるはずです。
まずは自分自身の得意分野を再確認しましょう。
それは仕事に関わること、関わらないことは問いません。
気づいていない得意なことの例
- パワーポイントでキレイな資料を作ることができる
- 上司やクライアントを説得することが上手い
- 自社で導入しているツールやシステムに詳しい
- 会社の近くのおいしいお店をたくさん知っている
など、上記のような小さなことでもよいので、自分はこれが得意なんだ!と再認識してみてください。
それだけで「後輩が優秀過ぎる」という考え方から、少しは解放されると思います。
後輩は褒められやすい生き物だと再認識する
後輩、それが新入社員であれば組織に入ってくるだけで、可愛がられます。
上司からみると社歴が下である、後輩は赤ちゃん、上である自分はお兄ちゃん、のような位置づけです。
これは兄弟がいるパパさんであれば、自身の育児でも感じることですよね。
なので必然的に後輩は褒められやすい立場にいることになります。
もし後輩ばかり褒められている状況になっている場合は
- 後輩は褒められやすい生き物
- 自分が褒められないのは成長した証拠
と割り切って考えてしまいましょう。
決して後輩と自分の能力を比較して、優劣を付けて褒めているわけではありませんので、気にしないことが一番です。
いてくれることで仕事がラクになる
仕事というのは、雑務が多くあります。
雑務はとは「売上に直接的に影響を与えない仕事」のことを指します。
よくある雑務
- 社内調整や会議の準備
- 経費採算などの事務処理
- 営業資料の作成
- 飲み会の設定
多くの会社ではそのような雑務をいわゆる「新人の仕事」と位置づけているところもあるのではないでしょうか。
後輩ができることによって、それらを任せることができますし、仕事時間を有効に活用できます。
また能力の高い後輩であれば、それこそ本業でも少しの指導で活躍してくれることでしょう。
そのときはプレッシャーとは気負わず、なんでも任せられる優秀な後輩、とシンプルに考えてください。
今後出世していくなら仕方ないと思う
出世欲。いまではあまり聞かなくなりましたが、みなさんはありますか?
会社の大小はあれど、人の上に立ち組織をマネジメントする場合、部下を抱えることは一般的です。
今後自身が出世していくためには、後輩がいるという環境は、出世していくためのファーストステップと言えます。
ここでひとりの後輩からの言動や行動にプレッシャーを感じているようでしたら、大きな組織を率いることはできません。
くらいの気持ちで接するほうがよいと思います。
その堂々とした態度は、後輩からみてもに頼れる先輩に映りますよ。
自分のことだけ考えて仕事に取り組む
後輩に指示を出すのが面倒。仕事がラクにならなくてもいい。出世欲もない。という方も多いと思います。
最終的には、こちらに尽きます。
自分のことだけを考えて仕事をする
プレッシャーを感じるほど自分と他人を比較したり、自分自身を卑下したりすることは、仕事においてまったく不要なものです。
むしろ生産性を下げてしまっていますので、マイナス面が多いですよね。
後輩と比較するのでなく、過去の自分と比較する、本来の自己成長はここにあります。
一見無責任とも思えますが、一番は自分自身が精神的に安定して仕事ができるかどうかです。
後輩よりも自分が一番と割り切って仕事をすること自体、全く問題はありません。
あくまで会社にいるひとりの同僚、と考えて接していきましょう。
注意
- だからと言って無視や指導をしない訳ではなない
- 先輩面や高圧的な態度ででない
- 後輩の成長が自分への評価に繋がっていることも忘れない
それでも辛い場合は転職を考えてみる
マインドを切り替えたとしても、やっぱりどうしても後輩にプレッシャーを感じてしまう・・・
そんなときもあると思います。人間関係はもっと複雑ですもんね。
そんなときは思い切って転職を考えることも悪いことではありません。
一番避けたい道は「精神的に病んしまう」ことです。
後輩が嫌で仕事を辞めるなんて負けだ・・・
と考える方がいますが、仕事を辞めることは全く負けではありません。
ストレスフリーな仕事ライフを手に入れるためには、転職は有効な手段だといえます。
とはいえ、すぐに転職をすることは現実的には難しいことが多いです。
そんなときはまず「自分の市場価値を知る」ことがファーストステップになります。
けど自分の市場価値を調べるのは、面倒そうだしお金がかかりそうですよね。
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モヤモヤしているのであれば、まずは自分自身の市場価値を知ってみるのはどうでしょうか。
以前たんパパもミイダスで市場価値を診断したことがありますので、参考になればうれしいです。
その時の記事はこちら。
▼転職サービス「ミイダス」で30代ワーパパが転職市場価値を調べてみた
まとめ
今回は後輩の存在をプレッシャーに感じないようするマインドをお伝えしました。
いろいろな人間関係が渦巻く会社という組織。
できればストレスフリーで行きたいですし、ましてや後輩からプレッシャーを感じたくはないですもんね。
このマインドを持って、上手に接してみてください。
加えて、誰しもが感じていることなんだ、と受け入れることで気持ちが楽になるはずです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。