職場の上司のこと、好きですか?嫌いですか?
仕事のパフォーマンスには、個人の能力もありますが、上司との関係性も大きく関わってきます。
最近は「上司ガチャ」なんて言葉もあり、アタリハズレで今後のプレイ(仕事)に大きな影響を及ぼしてきます。
30代以上の家族がいる中堅社員であれば、ある程度の責任やポジションを任されていることも多く「仕事は続けたいけど、上司が嫌いだからやめたい。。」なんて人も少なくないと思います。
今回は、家族のために仕事を続けるしかない30代中堅社員(たんパパ)が実践した「嫌いな上司と付き合う5つのコツ」ついて紹介します。
この記事はこんな人におススメ 上司と気が合わずストレスを感じている 仕事は好きなのにやる気が上がらない 上司がキライだけど解決方法がわからない
嫌いな上司へたんパパは接し方のマインドチェンジを行い、結果として適度な上司との距離感と仕事のパフォーマンスも維持できました。
みなさんの参考になればうれしいです。
それではどうぞ。
嫌いな上司がいることは当たり前?
仕事をするうえで重要な役割を担っている上司。
承認を取ったり、確認を取ったり、報告相談をしたり、と私たちの業務を円滑に、またサポートしてくれる立場として存在しています。
ただ、そのサポート役であるはずの上司を苦手・嫌いと思う人も少なくありません。
この感情は自分だけなのでしょうか?
7割以上の人が職場の上司を嫌っている!?
以下はビジネスメディアを運営している株式会社ビズヒッツが行った「嫌いな上司の特徴ランキング!男女500人アンケート調査」の結果です。
出典:Biz Hits 嫌いな上司の特徴ランキング!男女500人アンケート調査
その結果、なんと73.2%の方が「上司が嫌い」だと回答しています。
過半数が上司を嫌っているとは驚きですよね。
もし「自分が上司を嫌うという感情がおかしいのでは・・」と自己嫌悪になっている方がいましたら
「普通の感覚なんだ!」と前向きに考えてください。
嫌われる上司の特徴とは?
それでは嫌われてしまう上司とはどのような特徴があるのでしょうか。
以下は嫌われている上司のよく挙がる特徴です。
<嫌われる上司の特徴>
もし上司と上手くいっておらず、自分が原因かもと思っていたら考えすぎです。
その原因は多かれ少なかれ、上司自体の原因も含まれています。
なので、決して自己肯定感を下げてはいけません。
自分のせいで、、とは考えずキッパリと「上司ガチャ」が外れてしまっただけ、と考えましょう。
嫌いな上司と付き合う5つのコツ
自身の仕事を進めていくうえで、上司は無視が出来ない存在です。
上司への感情の起伏がパフォーマンス、はたまたプライベートにまで影響してくる、なんてこともあります。
嫌いな上司のせいで、家庭や夫婦仲が悪化することなんでもってのほかです。
ここではたんパパが実践していた上司と付き合う5つのマインドについてお伝えします。
①仕事だと割り切って付きあう
あなたは上司と仲良くなりたいと思っていますか?
プライベートを共有したり、悩みや会社の未来について語り合ったり、など心が通じ合う上司と部下の関係に・・なりたいと考えていますか。
もし、そのような感情なないのであれば、上司という存在自体も仕事だと思うようにしましょう。
それが嫌いな上司となればなおさらです。
具体的は以下のような対応があります。
<仕事と割り切って付き合う具体例>
嫌いな上司にこちらから寄り添ったり、度の超えたおべっかは必要ありません。
上司自身が部下を仕事として割り切って扱っている可能性が高いですので、こちらも上司対応は仕事と捉えても問題ないです。
お互いにビジネスライクな関係と割り切りましょう。
②同僚に相談して共感を得る
上司が嫌いだけど、誰かに話すのはどうなんだろう?
会社や人事部に相談することでもないし・・・と考えることもあるかと思います。
その場合は仲の良い同僚に打ち明けてみましょう。
きっと同じ目線で仕事をしていることもあり、共感してくれると思います。
(嫌われている上司はだいたいみんなから嫌われていることが多いです。)
実際の心理学でも「カタルシス効果」といって、心の中のモヤモヤを人に話すことによってスッキリする効果があると言われています。
カタルシス効果とは
「カタルシス」とは、心の中にたまっていた言葉にならないもやもやした感情を、何かをきっかけに吐き出し、解放させること。
さらに、それによって気分がすっきりし、不安や緊張などの症状がなくなることを「カタルシス効果」といいます。現在は心理学の用語として使われていますが、語源は古代ギリシアの医学用語といわれており、「浄化」や「排泄」を意味する言葉でした。映画を見て思い切り泣いたり、誰かと飲みながら悩みを打ち明けたりするなど、カタルシスが起こるシーンは人それぞれ。
自分でも気づいていなかった感情を言語化することで、心の澱(おり)が浄化されて精神的な緊張状態がほぐれるといわれています。
悪口でなく、自分の上司に関する相談ですので、気を張らず同僚に話してみましょう。
③完璧な上司はいないと考える
仕事ができて、優しくて、気遣いができて、面白くて、カッコよくて、なんて完璧な上司なんてレアキャラです。
なので、自分の欲求にすべて答えてくれる上司は存在しないと思うことも大切です。
今の会社で、自分自身が上司になる可能性もあります。
そのとき自分自身は完璧な上司になれるのでしょうか?
そのように客観的に考えると、上司への期待値を下げることができますので、自ずと上司への気持ちも変わってくるはずです。
④仕事や会社への依存度を下げる
物事に熱中すると、大きな成功を手に入れることができる半面、失敗したときの気持ちの落ち込みやダメージが大きいものです。
上記と同様に、上司が嫌いという感情は、自分の与えられた仕事を一生懸命やろう!という前向きな姿勢から生まれてしまうこともあります。
<やる気がなくなる上司の対応例>
上記のような対応を続けられるとごく自然に、この上司嫌い!と考えてしまうのです。
そのような場合は、一度仕事や会社への依存度を下げて、仕事への取り組む姿勢をフラットに考えるようにしましょう。
具体的には趣味や家族・子育て、また副業など、会社以外でのやりがいを持つことで、会社への依存度を下げることができます。
仕事と同じくらい大切な「なにか」を持つことは非常に重要です。
一度自分の仕事に優先順位を付け、会社への依存度を下げるように取り組んでみましょう。
注意 依存度を下げると、パフォーマンスまで下がってしまう可能性もあります。 あくまで、仕事の取り組む姿勢を見直すことが目的であり、パフォーマンスは維持するように心掛けましょう。
⑤今の仕事だけではないと考える
たんパパも長年嫌いな上司と戦ってきました。
その中で一番効果的だったコツ、すなわちマインドチェンジはこちらにつきます。
嫌いな上司が入る場合、一番避けたい道は「精神的に病んしまう」ことです。
「上司がイヤで仕事を辞めるなんて負けだ・・・」
と考える方がいますが、仕事を辞めることは全く負けではありません。
身体的・精神的に耐えられなくなる前に、さっさと辞めてしまうべきだと考えています。
そのために日々の業務では、他社でも通用するようにスキルを磨いておきましょう。
嫌いな上司は自身のスキル向上ときっかけを与えてくれるチャンスでもあります。
いつでも辞めれる!こちらが嫌いな上司、また自身の成長にも繋がる最強マインドだと言えます。
まとめ
今回は嫌いな上司への付き合う5つのコツについてお伝えしました。
上司が嫌いというのはとても辛い環境です。
ただ、気持ちの持ち方ひとつで生き抜いていくことも可能です。
すべて自分が悪い。なんて考えないでください。
みなさんが自己肯定感を下げずに、健やかにパフォーマンス、そして家庭環境も維持して平和に過ごせることを祈っています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。