「仕事でいい成果が出たのは、自分の実力じゃなくたまたま運がよかっただけ・・・」
「自分が無能なことが会社や同僚にバレるのがこわい・・・」
働いているみなさんは、このような気持ちになったことはありませんか?
「たいした実力がないのに」と自分の能力を肯定できず、周りをだましているような気持ちになる・・・
このような自分の実力を内面的に肯定できない心理傾向をインポスター症候群(Impostor syndrome)といいます。
特に自己肯定感ってものは、上げることが難しく、場合によっては家庭やプライベートまで、「自分ってダメな奴だなぁ」って思いこんでしまうことも少なくありません。
ぽんママの場合は仕事がトリガーとなって、自分自身がわからなくなり、自分とはなにかを知るために占いへ何度も足を運ぶなどもしていました。。。
ただ、今は仕事への考え方を変えて、自分に自信をもって取り組むことが出来ています。
今回はインポスター症候群ってなに?と自分に自信を持つための3つの行動についてお伝えします。
この記事はこんな人におススメ
仕事の成果を自分の実力と素直に思えない
自己肯定感が低く自身が持てない
他人の評価や能力が気になってしまう
ぽんママの経験よりみなさんが、仕事に自信をもって取り組むきっかけになってくれればうれしいです。
それではどうぞ。
インポスター症候群?自己肯定感が持てないサラリーマンは半数近くもいる
自己肯定感・・・最近よく耳にするワードですよね。
決まってGoogleの検索で続くのは「低い」「持てない」などネガティブなワードばかりです。
特に企業に勤めていると会社の上司や部下、取引先から「仕事のプレッシャー」を掛けられ、私たちの自己肯定感を下げてきます。
ただ、「仕事のプレッシャーが多い」=「自分は無能」ではありません。
まずは自分に自信が持てないインポスター症候群とサラリーマンの自己肯定感について整理します。
インポスター症候群とは?
インポスター症候群とは、以下のような心理傾向のことを指しています。
インポスター症候群とは
「インポスター症候群」とは、自分の力で何かを達成し、周囲から高く評価されても、自分にはそのような能力はない、評価されるに値しないと自己を過小評価してしまう傾向のこと。
あれ、、自分ってもしかして・・・?
と思った方は、次のインポスター症候群であるかのチェックリストを行ってみて下さい。
自分なんて大したことないはキケン?インポスター症候群チェックリスト
以下はインポスター症候群のチェックリストになり、3つ以上当てはまる人はインポスター症候群の可能性が高いとみられています。
- 人から評価されることを避けている
- 自分の今の立ち位置は実力ではなく、運がいいから、周りの人に恵まれたからだと思う
- 能力がないと人から見抜かれることを極端に恐れている
- 他人から褒められると、嬉しさよりもプレッシャーを感じることの方が多い
- 「私なんて」「僕なんて」という自分を下げる言葉が口癖
- 自分より仕事ができる人や高学歴な人を見ると、自信をなくしてしまう
- 自分が仕事で成果を出したときのことよりも、頑張れなかったとき、失敗してしまったときのエピソードをよく覚えている
- 会議ではあまり発言しないのに、1対1で話すといいアイディアを出す
- 人と比較されることを常に恐れている
- 他人と自分を常に比較し、仕事を任せられたときに「~さんのほうが自分よりもうまくできるのに」と思ってしまう
- 上司からプロジェクトに関するアイディアを問われたとき、自分の考えではなく「この上司が好きそうなアイディア」を口にするなど「上司にとっての正解を言う」ことにこだわっている
- 「あなたの長所はどこ?」と聞かれても、すぐに答えられない
- リーダー的地位に抜擢され、結果も出しているのに「自分には無理だ、辞めたい」と言ってくる
- 失敗するとパニックになり、隠そうとする
引用:DIAMOND ONLINE 自己肯定できない「インポスター症候群」が日本で急増している理由
どうでしたでしょうか?
今思うと自身の自己評価を「謙遜」だと思い込んでいましたが、ただ「卑下」していただけだったように振り返っています。
成果は実力でなく運、自己肯定感が低いサラリーマンは大勢いる
自己肯定感が低い、またインポスター症候群のような心理思考は、自分だけなのでしょうか?
以下はサラリーマンのインポスター症候群と自己肯定感についてのアンケートでは以下のような結果が見られていました。
- 仕事において「自分の今の立ち位置は実力ではなく、運がいいから、周りの人に恵まれたからだと思うことがある」サラリーマン60.6%
- 「自分が自己肯定感を持てていない」と思うサラリーマン43.2%
引用:PR TIMES「インポスター症候群」だと自覚するサラリーマン、わずか5.5%、男女比較40.8%減の事実
このアンケート結果から分かるように、自分に自信がないのはあなただけではありません。
自分だけ、、と塞ぎこまず、「みんなそうなんだ!」と思うことが、自信を持つために第一歩になります。
自分に自信を持つための3つの行動
では、自分に自信が持てず「インポスター症候群」の心理傾向である場合、どのように行動すればよいでしょうか。
ぽんママが取り組み、自分の自信に繋がった行動についてお伝えします。
自分自身で成果や行動をほめる
シンプルかつ一番重要な取り組みが「自分自身をほめる」ことです。
会社は褒めてくれる場所でなく「仕事して当たり前」「成果だして当たり前」という場所になります。
従って、大小問わず成果を自分自身でほめることは自己肯定感が高まる行動になります。
加えて成果だけに問われず、自身の行動も褒めてあげてよいです。
自分をほめる例
毎日朝起きて、会社に行き仕事をする。
それだけで、自分自身をほめてあげるべき、立派な行動です。
小さなことでもよいので、自分自身を褒めることで仕事や会社で役立っているぞ!と自信と結び付けていきましょう。
外見を変えてなりたい自分に近づいてみる
「今日はお気に入りの洋服だから、気分がイイ!」
「新しい髪型にしてみたら、気持ちがスッキリした!」
みなさんも、このような経験はありませんか?
外見を変えることは気分転換になり、それが理想の自分に近づいたのであれば、外見から自信を放つ効果があります。
自己肯定感が低いとき、自分に自信が持てないときは、外見にまで気を配る余裕がないものです・・
ただ、そんな時こそ思い切って、「外見から」変えてみてはどうでしょうか。
自信につながる外見の変え方
こんなことで?と思う方はぜひ試してみて下さい。
自分への自信を付けるには、自分を好きになることが、もっとも近道だといえます。
本当にやりたいことをする
本当にやりたいことを、あなたは出来ていますか?
希望していない部署に配属されて、仕事にまったくやる気がでない。。。
就職や転職に失敗したけど、すぐに辞めれない。。。
そもそもサラリーマン自体やりたいくない!!
働いている以上、給料をもらっている以上、やりたくないことをやらなければならないのが、企業に勤める人の宿命です。
ただ、やりたくないことをずっと我慢して続けることは、人生がもったいないです。
なにも仕事をガラッと変える必要はありません。
小さなことでもよいので、自分自身が本当にやりたいことをやる。
自分に自信を持つためには、本当にやりたいことに取り組んでみることが、最終的なゴールであるといえます。
いやいや、やりたいことを見つけることが大変なんだって!!
ぽんママも同様なことを考えていましたが、八木仁平さんが著者である『「やりたいこと」の見つけ方』を読み、自分自身を整理することができました。
この本はこんな内容
- はじめに
- 第1章:やりたいこと探しを妨げる5つの間違い
- 第2章:なぜ「やりたいことが分からず迷い続けてしまう」のか?
- 第3章:「やりたいこと探しを最速で終わらせる公式」自己理解メソッド
- 第4章:人生を導くコンパス「大事なこと」を見つける
- 第5章:「得意なこと」さえ見つければ何でも仕事にできる
- 第6章:「好きなこと」を見つけて努力とサヨナラする
- 第7章:「本当にやりたいこと」を決めて「本当の自分」を生き始める
- 第8章:「人生を劇的に変える」自己理解の魔法
- おわりに
中田敦彦さんの「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」でも本書は取り上げられてますね。
自己啓発本というより、ロジカルに「やりたいことを見つける」内容となっており、自分に落とし込みながら読み進めていくと、客観的に自分自身を見ることがてきます。
本書にある『CHAPTER1「やりたいこと」を探しを防げる5つの間違い』の内容は今までの「やりたいこと探し」の概念が変わる書き出しになっています。
「自分はなにがしたいんだろう・・・」と漠然と思っている方には参考になると思います。
まとめ
今回は自己肯定感が低くなってしまうインポスター症候群の心理傾向と自分に自信を持つための3つの行動についてお伝えしました。
仕事においても、プライベートにおいても謙虚でいることは重要ですが、卑下する必要はありません。
自分自身が「これだ!」と思った取り組みや成果については、自信をもって堂々と振舞って行くべきです。
誰の目も気にせず、自分の気持ちに素直に生きていくことが、自己肯定感を高めていくポイントであるといえます。
みなさんの自信を少しでも後押しできればうれしいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。